今日は以前から気になっていた
下町チックな某所を散策して来ました。
とは言ってもチョッピリ、ズルをして
最寄駅付近まで車ですが

早速、車を停め、ブラブラ歩いていると
私好みのお店がいっぱい。
あ〜寒さも忘れワクワクしてくる〜

しばらく歩いていると古本屋さんを発見
もちろん、今風のTVでCMをやっているような
古本屋さんではなく昔ながらの個人商店。
そう言えば、この本屋さんで非道が10年以上も
探し続けていた廃刊の本を見つけたって目にキラキラ
星を浮かべる勢いの喜びようで帰ってきたっけ☆

初めて入る店内は私の想像以上にコアな世界
大正時代や昭和初期を思わせるポスターが所々に
貼ってあり時代を感じさせる本ばかり。
唯一、見覚えがある本といえば私が小学校の時に
図書室で読んでいた明智小五郎シリーズ全巻を発見。
子供の頃はこの表紙の絵が妙に不気味に感じられ
印象深かったんだ〜。

とは言え店内に入った瞬間から気になっていたのが
強烈な存在感を放つ店主さん。
本に囲まれた僅かなスペースに座り自らも読書。
白髪まじりの年配の方。
うつむいて本を読んでいるので顔は見えないけど
なんとなく気難しい感じ・・・。
店内は私の歩く靴の音とおじさんがページをめくる音と
年期の入ったラジオから聞こえてくる声だけ。
な、なんか気まずい
そのうち、本を探す事よりおじさんに
「おい、お姉ちゃんよ、冷やかしで見るなら帰っておくれ!」
なんて言われるんじゃないかと勝手な妄想が次から次へと
頭をよぎり急いで本を決めておそるおそる支払いに行くと
初めて顔をあげた店主さん。あーやっぱり怖そう、、、ドキドキ。
『はい。どうも有り難うございまーす。ニコッ』

あーーー普通だぁー
普通というよりむしろ優しいじゃないかぁー

非道にこの話をすると、店主さんはとってもシャイで
顔をみて喋るのが苦手な方らしい・・・。

私の作りあげた古本屋のおじさんのイメージ。。。
古典的すぎました